ついにスマートフォンで匂いを伝えられる技術が
スマートフォンを利用することで、音声や画像など数多くのデータを共有することができるようになりました。
ですが唯一できないとされてきたのが「匂い」で、画面でどれだけリアルが画像を表示することができてもこれだけは無理と思われていました。
そんな常識を覆したのが「鼻焼肉」というアプリで、専用の別売りキットを購入してセットすることにより、スマホの画面で疑似焼き肉を行いその匂いを堪能することができます。
キットは小型の七輪のような形状をしており、iPhoneからデータを受け取ることで随時匂いを発するという設計になっています。
一体何の役に立つのか?
「鼻焼肉」を開発したのは着パフ株式会社というIT関連業で、これまでもいくつかユニークなアプリなどを開発してきました。
アプリ機能の肝となる匂い発生器の「Scentee」ですが、こちらにはあらかじめカルビ、牛タン、じゃがバターの三種類がついてくるようになっています。
使用するときには画面に真っ赤になった炭火と網の上に肉を乗せて焼き加減を調節するというふうにして匂いを楽しみます。
今後は匂いの種類も増やしてゆく予定というアナウンスもあります。
ただ問題はこのアプリは何の役に立つのか?ということです。
公式には「お腹が減ったとき」や「お金がないとき」に使用するのがよいとされていますが、実際のところどこでどう利用するのかよくわからないという感じです。