健康食材として注目を受けるミドリムシ
「ミドリムシ」というと、ほとんどの人が最初に中学生のときの理科の教科書に書かれた生き物を思い浮かべるものと思います。
名称からするといかにも緑色のワームを思い浮かべてしまうところですが、実際のミドリムシは非常に小さい藻類の一種であり、植物でありながら自分で移動をすることができる不思議な生き物として世界中から研究の対象にされてきました。
なお和名こそ「ミドリムシ」ですが、学術名は「ユーグレナ」というラテン語の「美しい目」という意味のものであり、世界各国がこのミドリムシの神秘性を高く評価しているということがわかります。
これまでこのミドリムシは人工的に大量に培養するのは不可能とされてきたのですが、2012年より国内企業である「株式会社ユーグレナ」が成功させました。
もともとミドリムシの体内に含有される成分の健康性には注目をされてきたところであり、培養成功により一気に健康食品の材料として使用される機会が増えました。
ミドリムシを食用するときの注意
現在ミドリムシは食材や加工済みの健康食品として多く流通しています。
ミドリムシの培養に成功したユーグレナ社や武田製薬ではその成分をそのまま生かした「緑汁」を販売しています。
またシックスセンスラボではカプセルタイプのミドリムシのサプリなども販売しています。
ミドリムシの成分はビタミンやミネラル、アミノ酸、不飽和脂肪酸といった数多くの栄養分によって構成されています。
ミドリムシはまだまだ新しい製薬でもあるため、人によって合う合わないという分部があります。
新たにアレルギーを発症する可能性もゼロではないため、服用をするときに心配な人は医師に問題ないか聞いてみてからにしてみるといいでしょう。